好き嫌いが多い子どもが、家族の団らんで食べる食事の楽しさを学ぶ方法とは?
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子育てをしていると、子どもの「好き嫌い」や「言うことを聞かない」といった悩みは避けて通れないもの。
特に好き嫌いの多さは、親にとって頭を悩ませる問題です。しかし、無理に食べさせようとすることが逆効果になることも。
忙しいお父さん、お母さんは何とか子供の口に合うもの、食べてもらえるものは何かを毎日調べる作業もなかなか大変ですよね。事前に、「コロッケなら食べてくれるよね?」「ソーセージなら大丈夫だよね?」と何度も聞いてしまうこともあると思います。
今回は、そんな家庭において、子どもの好き嫌いを自然に克服するために、「家族の団らん」を取り入れる方法をご紹介します。
一緒につくる。家族みんなで楽しむ「お茶の間」時間
まず、子どもが食事に興味を持つためには、家庭内で「食べることの楽しさ」を感じることが大切です。
そこでおすすめなのが、食卓の上で家族が食べるものを一緒に作り上げる料理、もしくはメニューをチョイスしましょう。
例えば、ミニおにぎりイベント。子供が参加しやすいようにダイニングテーブルよりは、こたつやローテーブルを家族で囲んで、親子でおにぎりを握る体験を楽しみます。
用意した具材(例えば、鮭、チーズ、ツナマヨなど)を選ばせて、小さなおにぎりを自分で握る体験は子どもにとって楽しいひとときになります。
家族と一緒に作ることで「食べること」が「楽しいこと」として記憶に残りやすくなります。
リビングやダイニングテーブルではなく、家族同士の目線が近くなるこたつやローテーブルを囲んでリラックスした雰囲気の中で楽しみながら食事をすることで、子どもも安心感を持って食事に向き合うことができます。
食事にイベント性をもたせて、価値観に変化を
好き嫌いが多い子どもには、トッピングを自由に選ばせる方法がおすすめです。
テーブルの上に具材を並べて、少しずつ試せるミニサイズのピザやサラダ(お野菜が苦手な子供なら、マカロニやハムを交えて。)を作る体験を通じて、自分で作ったものを口にする機会が増えます。
たとえばピザであれば人の顔を作ってみたり、大好きなキャラクターを描いてみたり。手巻き寿司であれば、内緒の具材を入れてパパやママが食べるのを見せて、「おいしい!さて中身は何だったでしょうか?」というクイズ形式にしたり。
このようになイベント性を持たせた食事の楽しみ方は、子供にとっては食事自体が楽しいイベントになりえるきっかけになります。
子供がどんな味やどんな香りのする食べ物なら食べてくれるだろう?という悩みからはすこし距離を置いて、どうやれば、楽しんで食事ができるだろう?という思考にシフトしていくことで、現代の家族のコミュニケーション不足の解消にもつながります。
無理に食べさせようとせず、「楽しい雰囲気の中で食事をしている姿」を見せるだけでも、子どもが好き嫌いを克服するきっかけになるかもしれません。
お茶の間計画が提案する「自然と家族が集まる空間」の魅力
お茶の間計画では、家族が自然と集まる場所づくりを提案しています。好き嫌いやわがままに悩む親にとって、団らん時間は、子どもに「食事の楽しさ」を教える絶好のチャンス。
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